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2G 登録試験 2015年03月 問題15

鉛バッテリに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

起電力は、一般に電解液温度が高くなると低くなり、その値は、電解液温度が1℃上昇すると0.0002~0.0003V程度低くなる。

自動車用バッテリの放電終止電圧は、一般に放電電流が大きくなるほど、高く定められている。

バッテリから取り出し得る電気量は、放電電流が大きいほど小さくなる。

バッテリの電解液温度が50℃未満におけるバッテリの容量は、電解液温度が高いほど減少し、低いほど増加する。







解説

選択肢(3)が適切です。

エンジン編・電気装置・バッテリからの出題です。

(1) 起電力は、一般に電解液温度が高くなると低くなり、その値は、電解液温度が1℃上昇すると0.0002~0.0003V程度低くなる。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

起電力は、一般に電解液温度が高くなると大きくなり、その値は、電解液温度が1℃上昇すると0.0002~0.0003V程度高くなる。

(2) 自動車用バッテリの放電終止電圧は、一般に放電電流が大きくなるほど、高く定められている。

この選択肢も、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

自動車用バッテリの放電終止電圧は、一般に放電電流が大きくなるほど、低く定められている。

(3) バッテリから取り出し得る電気量は、放電電流が大きいほど小さくなる。

この選択肢は適切です。

バッテリーから取り出しうる容量は、放電電流の大きさによって変化する。すなわち放電電流が大きいほど取り出せる電気量(容量)が小さく、放電電流が小さいほど取り出せる電気量(容量)が大きくなる。

(4)バッテリの電解液温度が50℃未満におけるバッテリの容量は、電解液温度が高いほど減少し、低いほど増加する。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

バッテリの電解液温度が50℃未満におけるバッテリの容量は、電解液温度が高いほど増加し、低いほど減少する。

バッテリの自己放電量

バッテリのセル起電力

バッテリの内部抵抗

バッテリ比重のばらつき

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