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2G 登録試験 2015年03月 問題13
励磁式オルタネータ(中性点ダイオード付き)の分解点検に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(1)が適切です。
エンジン編・電気装置からの出題です。
(1) ステータ・コイルの点検では、サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて、ステータから出ている各相の引き出し線と中性点(N端子)間にそれぞれ導通があること確認する。
この選択肢は適切です。
ステータの点検には、導通点検と絶縁点検の二つがあります。
(2) ロータ・コイルの点検では、メガーを用いてスリップ・リング間が絶縁されていることを確認する。
この選択肢は、不適切です。
正しくは、以下の通りです。
ロータ・コイルの点検では、サーキット・テスタを用いてスリップ・リング間に導通があることを確認する。
(3) ダイオードの点検では、サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて、B端子(バッテリ端子)又はE端子(アース端子)とダイオードの各端子間において、一方向の抵抗値と逆方向の抵抗値に差がないことを確認する。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
ダイオードの点検では、サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて、B端子(バッテリ端子)又はE端子(アース端子)とダイオードの各端子間において、一方向の抵抗値と逆方向の抵抗値との差が非常に大きいことを確認する。
(4)ロータの点検では、サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて、スリップ・リングとロータ・コア間に導通があることを確認する。
この選択肢は不適切です。
正しくは以下の通りです。
ロータの点検では、サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて、スリップ・リング間に導通があることを確認する。
導通チェックには、サーキット・テスタを利用し、絶縁点検にはメガーを使用します。
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