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2G 登録試験 2015年03月 問題23

電動式パワー・ステアリングに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

コイル式のリング・タイプのトルク・センサでは、インプット・シャフトが磁性体でセンサ部はスプライン状になっている。

車速感応制御は、据え切り時または低速時では電流を多く流してモータの駆動力を大きくし、高速時では電流を少なくして駆動力を小さくしている。

トルク・センサは、操舵力と操舵方向を検出している。

コラム・アシスト式は、ステアリング・シャフトに対して補助動力を与えている。






解説

シャシ編・ステアリング装置からの出題です。

(1) コイル式のリング・タイプのトルク・センサでは、インプット・シャフトが磁性体でセンサ部はスプライン状になっている。

この選択肢が不適切です。

正しくは以下の通りです。

コイル式のスリーブ・タイプのトルク・センサでは、インプット・シャフトが磁性体でセンサ部はスプライン状になっている。

トルクセンサには、スリーブ・タイプリング・タイプの二種類があります。

(2) 車速感応制御は、据え切り時または低速時では電流を多く流してモータの駆動力を大きくし、高速時では電流を少なくして駆動力を小さくしている。

この選択肢は適切です。

低速時ハンドルが重いときは電気アシストを行い、高速では、わざとハンドルを重くして、急旋回できないようにしています。

(3)トルク・センサは、操舵力と操舵方向を検出している。

この選択肢も適切です。

トルクセンサは、力(トルク)と向きを検知しています。

(4)コラム・アシスト式は、ステアリング・シャフトに対して補助動力を与えている。

この選択肢は適切です。

2G 登録試験 2012年10月 問題26

2G 登録試験 2011年03月 問題27

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