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2G 登録試験 2016年03月 問題24

サスペンションのスイッシュ音に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

未舗装路などの走行時に、足回りが上下に振動して「ブーン」、「ビーン」などスプリングが振動して発生する音をいう。

ダンパ内部の異常により、狭いバルブ穴をオイルが高速で通過する際、スムーズに流れないときにダンパ自体から発生する「シュッ、シュッ」というオイルの流動異音をいう。

かなり荒れた路面などの走行時に、サスペンションが大きく上下にストロークする際、スプリングが反り返りを起こし、スプリングどうしが接触するために起こる金属音をいう。

低温時に発生しやすく、ダンパ内の油漏れやガス抜けなどにより不正な振動が発生し、「コロコロ」、「ポコポコ」など車体のパネル面で発生する音をいう。







解説

選択肢(2)が適切です。


(1) 未舗装路などの走行時に、足回りが上下に振動して「ブーン」、「ビーン」などスプリングが振動して発生する音をいう。

この選択肢は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

サージング音は、未舗装路などにおいて、足回りが上下に振動したとき、それに伴ってスプリングが振動するために発生した、「ブーン」、「ビーン」などの音をいう。


(2) ダンパ内部の異常により、狭いバルブ穴をオイルが高速で通過する際、スムーズに流れないときにダンパ自体から発生する「シュッ、シュッ」というオイルの流動異音をいう。

この選択肢が適切です。

スイッシュ音(オイル流動異音)は、ダンパ内部の異常により、狭いバルブ穴をオイルが高速で通過する際、スムーズに流れない時にダンパ自体から発する「シュッ、シュッ」という異音をいいます。


(3)かなり荒れた路面などの走行時に、サスペンションが大きく上下にストロークする際、スプリングが反り返りを起こし、スプリングどうしが接触するために起こる金属音をいう。

この選択肢は、不適切です。

接触音は、かなり荒れた路面などの走行時に、サスペンションが大きく上下にストロークする際、スプリングが反り返りを起こし、ピッチ間のクリアランスが減少して、スプリング同士が接触するために起こる金属音をいう。


(4)低温時に発生しやすく、ダンパ内の油漏れやガス抜けなどにより不正な振動が発生し、「コロコロ」、「ポコポコ」など車体のパネル面で発生する音をいう。

この選択肢は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

ダンパ打音は、低温時に発生しやすく、ダンパ内の油漏れやガス抜けなどにより不正な振動が発生し、「コロコロ」、「ポコポコ」など車体のパネル面で発生する音をいう。

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