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2G 登録試験 2016年03月 問題06

吸排気装置の過給機に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

ターボ・チャージャは、タービン・ハウジング、タービン・ホイール、コンプレッサ・ハウジング、コンプレッサ・ホイール及びドライブ・ギヤなどで構成されている。

2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、過給圧が規定値になると、過給圧の一部を吸入側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。

ターボ・チャージャに用いられるコンプレッサ・ホイールの回転速度は、タービン・ホイールの回転速度の2倍である。

2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、ロータ1回転につき1回の吸入・吐出が行われる。







解説

選択肢(2)が適切です。


(1)ターボ・チャージャは、タービン・ハウジング、タービン・ホイール、コンプレッサ・ハウジング、コンプレッサ・ホイール及びドライブ・ギヤなどで構成されている。

この選択肢は、不適切です。

正しくは以下の通りです。
ターボ・チャージャは、タービン・ハウジング、タービン・ホイール、コンプレッサ・ハウジング、コンプレッサ・ホイール及びセンタ・ハウジングなどで構成されている。


(2)2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、過給圧が規定値になると、過給圧の一部を吸入側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。

この選択肢が適切です。

まさに、エア・バイパス・バルブの説明です。


(3)ターボ・チャージャに用いられるコンプレッサ・ホイールの回転速度は、タービン・ホイールの回転速度の2倍である。

この選択肢は、不適切です。

タービン・ホイールが回転すると同軸上にあるコンプレッサ・ホイールが回転します。


(4)2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、ロータ1回転につき1回の吸入・吐出が行われる。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、ロータ1回転につき4回の吸入・吐出が行われる。

2G 登録試験 2012年10月 問題05

2G 登録試験 2011年10月 問題09

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