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2G 登録試験 2016年03月 問題30

カー・ナビゲーション・システムに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

マップ・マッチング航法では、推測航法で算出した車両の走行軌跡と、道路形状を比較することにより、車両の現在位置を求めている。

電波航法は、車両自体に搭載された方位センサと車速センサ(または車輪速センサ)を組み合わせ、自車位置を検出する航法である。

現在使われている推測航法は、相対位置をGPS方位で、絶対位置をジャイロ・センサと車速センサで検出して車両の位置を求める航法である。

自立航法は、絶対位置の検出ができるため、フェリーなどで移動した後の位置修正は必要ない。







解説

選択肢(1)が適切です。


(1)マップ・マッチング航法では、推測航法で算出した車両の走行軌跡と、道路形状を比較することにより、車両の現在位置を求めている。

この選択肢が適切です。

ハイブリッド方式は、自立航法とGPS航法を組み合わせたものです。

ハイブリッド方式の精度を上げるのに、マップ・マッチング航法を併用します。

もう一つのハイブリッド方式は、マップ・マッチング航法と推測航法を組み合わせたものです。


(2)電波航法は、車両自体に搭載された方位センサと車速センサ(または車輪速センサ)を組み合わせ、自車位置を検出する航法である。

この選択肢は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

電波航法(GPS航法)は、人工衛星を利用した位置検出システムで、3個またはそれ以上の人工衛星からの電波を受信し、三角測量の原理を利用して電波受信地点を検出する装置です。


(3)現在使われている推測航法は、相対位置をGPS方位で、絶対位置をジャイロ・センサと車速センサで検出して車両の位置を求める航法である。

この選択肢も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

現在使われている推測航法は、絶対位置をGPS方位で、相対位置をジャイロ・センサと車速センサで検出して車両の位置を求める航法である。


(4)自立航法は、絶対位置の検出ができるため、フェリーなどで移動した後の位置修正は必要ない。

この選択肢も不適切です。

自立航法は、絶対位置の検出ができないため、フェリーなどで移動した後の位置修正は必要となる

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