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2G 登録試験 2016年03月 問題27

SRSエア・バッグ・システムに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

運転席SRSエア・バッグのワイヤ・ハーネスを取り外した場合は、静電気による誤作動(膨張)防止のため、ショート・カプラ(赤色)をエア・バッグ側カプラに取り付ける。

インフレータは、電気点火装置(スクイブ)、着火剤、窒素ガス発生剤、ケーブル・リール、フィルタなどを金属の容器に収納している。

機械式センサは、リード・スイッチを用いたもので、点火回路に直列に配置し、設定値以上の衝撃では、接点を閉じてインフレータ回路をONにする。

SRSユニットには、衝突時の衝撃を検知する半導体Gセンサと機械式センサ(セーフィング・センサ)を内蔵している。







解説

選択肢(2)が不適切です。


(1) 運転席SRSエア・バッグのワイヤ・ハーネスを取り外した場合は、静電気による誤作動(膨張)防止のため、ショート・カプラ(赤色)をエア・バッグ側カプラに取り付ける。

この選択肢は、適切です。


(2) インフレータは、電気点火装置(スクイブ)、着火剤、窒素ガス発生剤、ケーブル・リール、フィルタなどを金属の容器に収納している。

この選択肢が不適切です。

正しくは以下の通りです。

インフレータは、電気点火装置(スクイブ)、着火剤、窒素ガス発生剤、フィルタなどを金属の容器に収納している。


ケーブル・リールとは、SRSユニットと運転席エア・バッグ(インフレータ)との電気接続をケーブルで直接行うものです

運転用エア・バッグとSRSユニットの間にケーブル・リールが入る格好となります。


(3)機械式センサは、リード・スイッチを用いたもので、点火回路に直列に配置し、設定値以上の衝撃では、接点を閉じてインフレータ回路をONにする。

この選択肢は、適切です。

この問題も「直列」と「並列」の用語を入れ替えてよく出題されるものです。


(4)SRSユニットには、衝突時の衝撃を検知する半導体Gセンサと機械式センサ(セーフィング・センサ)を内蔵している。

この選択肢は、適切です。

機械式センサは、セーフィング・センサとも呼ばれ、インフレータ回路をONまたはOFFするものです。

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