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2G 登録試験 2016年03月 問題28

オート・エアコンの風量制御に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

3 解答

解説

選択肢(3)が適切です。

（1）ブロワ起動制御は、吹き出し口がFACE（フェイス）モードで、コンプレッサをONにした直後、温風吹き出しによる顔面への不快感をなくするための制御である。

この選択肢は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

ブロワ遅動風量制御は、吹き出し口がFACE（フェイス）モードで、コンプレッサをONにした直後、温風吹き出しによる顔面への不快感をなくするための制御である。


（2）ブロワ遅動風量制御では、ブロワ・モータ起動後、一定時間Loで制御し、起動電流からパワー・トランジスタを保護している。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

ブロワ起動制御では、ブロワ・モータ起動後、一定時間Loで制御し、起動電流からパワー・トランジスタを保護している。


（3） オート制御は、外気温度、設定温度、車室内温度など条件によって、コントロール・ユニットが吹き出し温度に見合った風量を決定し、ブロワ・モータを無段階に変速させる制御である。

この選択肢が、適切です。


（4）ブロア遅動風量制御は、キー・スイッチON後、エアコン・スイッチONのブロワ自動制御時に、ブロワ・モータとコンプレッサを一定時間OFFにし、その後、ブロワ・モータをLo、コンプレッサをONにさせる制御である。

この選択肢は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

ブロア遅動風量制御は、キー・スイッチON後、エアコン・スイッチONのブロワ自動制御時に、ブロワ・モータを一定時間OFFとし、コンプレッサのみONにしてエバポレータを冷却します。一定時間後、ブロワ・モータがLoで起動し、遅動タイマによって制御される。

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