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2G 登録試験 2013年10月 問題06

図に示す電気用記号において、AとBの入力に対する出力Qの組み合わせとして、不適切なものは次のうちどれか。

入力 出力
A B Q
1 1 1
1 0 1
0 1 1
0 0 1







解説

選択肢(1)が不適切です。

エンジン・電気装置からの出題です。

NAND回路の真理値表を確認する問題です。

NAND回路はAND回路とNOT回路が直列接続した回路です。

入力A=1,B=1でAND回路出力は、1・1=1となります。

この1がNOT回路の入力情報になりますから、出力Q=0と入力情報の反転となります。

NAND回路

したがって不適切選択肢は、(1)となります。

簡単な問題ですから、確実に得点しましょう。


このようなものは、どこで役に立つかと疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

元をただせはコンピュータやスマホなどあらゆるものがこの考え方を元に出来ています。

多くのものが2進法(表現が0と1の2種類のみ)のデジタル処理で行われています(3進法回路もありますが複雑になりすぎて実用化できません)。

あらゆる情報を0と1の二つの文字の羅列(桁は必要に応じて決めればよい)で表し、雑音に埋もれた情報を復元する技術もスマホなどに用いられています。

ただここでは、必要以上に深入りせず、試験に合格するためだと割り切って素直な気持ちで各々の問題をこなしていきましょう。

更なる余談ですみませんが、DNAは塩基の4つの化学物質(数学的には4つの符号といってよい)A(アデニン)G(グアニン)C(シトシン)T(チミン)の組み合わせによって決定し、遺伝情報を伝えているんだそうです。

即ち生命体の大事な情報は、4進法のデジタル情報なのです。

(0、1の2種類の符号で情報を表現するから2進法、A、G、C、Tの4種類の符号で情報を表現しますので4進法と呼ぶことができます。)

DNAなんて生命科学は、なんかよく分かりませんがRNAだのタンパク質構造だのなかなか面白そうです。

私達の生活では10進法が使われ、機械では2進法が使われ(本当は、機械は3進法が良いとされるが、現実的には3進法は無理っぽいです)、遺伝子では4進法になっているんだなと思ったしだいであります。

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