自動車整備士.com
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。Advertisement
2G 登録試験 2013年10月 問題05
点火順序が1-5-3-6-2-4の4サイクル直列6シリンダ・エンジンの第6シリンダが圧縮上死点にあり、この位置からクランクシャフトを回転方向に420°回転させたとき、燃焼行程の下死点になるシリンダとして、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(3)が適切です。
エンジン編・バルブタイミングの問題です。
亀の甲の、この図のルールの注意点は三つです。
①点火順序は(アナログ時計の)反時計回りに数えます。
②クランクシャフトの回転は、(アナログ時計の)時計回り方向です。
③1回転は720°、
半回転は360°、
四分の一回転は180°、
六分の一の回転は120°です。
さっそく図を描いてみましょう。
点火順序が1-5-3-6(圧上)-2-4で半時計方向に番号を割付けます。
図が少々いびつですが、ご勘弁ください。
これが題意で与えられた各シリンダの状態です。
第6シリンダが圧縮上死点の位置にある状態から、クランクシャフトを(時計方向)回転方向に420°回転させた図が下のようになります。
420°は、60°+120°+120°+120°として扱ってください。
すると燃焼行程の下死点にあたるシリンダは、第4シリンダということになります。
したがいまして、選択肢(3) 第4シリンダが適切となります。
毎回必ず1問出題されますから確実に得点してください。
Advertisement
Today Yesterday Total