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2G 登録試験 2013年10月 問題13

スタータの性能試験に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

無負荷特性テストは、ピニオンに任意の負荷(ブレーキ)を掛けることのできるテスタを用い、規定の電流値で規定のトルクが発生するかを点検する。

負荷特性テストは、スタータが回転しないようにピニオンをロックし、そのときの電流と駆動トルクが規定値にあるかどうかを点検する。

無負荷特性テストの結果、電流が大き過ぎたり、回転速度が低過ぎたりするのは、一般に、回転抵抗が大きくなっていることが考えられる。

拘束特性テストは、スタータを固定してピニオンに負荷(ブレーキ)を掛けない状態で、電流と回転速度が規定値を示すかどうかを点検する。







解説

選択肢(3)が適切です。

エンジン編・電気装置からの出題です。

(1)無負荷特性テストは、ピニオンに任意の負荷(ブレーキ)を掛けることのできるテスタを用い、規定の電流値で規定のトルクが発生するかを点検する。

この選択肢が不適切です。

負荷特性テストは、ピニオンに任意の負荷(ブレーキ)を掛けることのできるテスタを用い、規定の電流値で規定のトルクが発生するかを点検する。

負荷特性テストは、任意の負荷を掛けられます。

(2)負荷特性テストは、スタータが回転しないようにピニオンをロックし、そのときの電流と駆動トルクが規定値にあるかどうかを点検する。

この選択肢は不適切です。

拘束特性テストは、スタータが回転しないようにピニオンをロックし、そのときの電流と駆動トルクが規定値にあるかどうかを点検する。

完全に回らないようにロックするのが拘束特性試験です。

(3)無負荷特性テストの結果、電流が大き過ぎたり、回転速度が低過ぎたりするのは、一般に、回転抵抗が大きくなっていることが考えられる。

この選択肢は適切です。

何らかの原因で回転抵抗が大きくなると、無負荷状態でありながら電流が大きくなったり回転速度が遅くなります。

(4)拘束特性テストは、スタータを固定してピニオンに負荷(ブレーキ)を掛けない状態で、電流と回転速度が規定値を示すかどうかを点検する。

この選択肢は、不適切です。

無負荷特性テストは、スタータを固定してピニオンに負荷(ブレーキ)を掛けない状態で、電流と回転速度が規定値を示すかどうかを点検する。

ピニオンにブレーキを掛けませんので、フリーな状態で回転したときの電流と速度が正常値にあるか調べます。

2011年03月 登録試験 問題11

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