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2G 登録試験 2013年10月 問題22

電子制御式ABSに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

自己診断システムにより、ABSの電子制御機構に起因する故障が検出されると、ウォーニング・ランプが点灯し、運転者に故障の発生を知らせる。

エンジン始動後の発進時(6km/h位)に静かな場所で、エンジン・ルームからABSモータの作動音が聞こえる場合があるが、これは一般に、ABSの作動チェック音である。

バッテリ電圧が低下した状態で、ブースタ・ケーブルを使用してエンジンを始動した場合に、一般的にウォーニング・ランプが点灯する場合があるが、これはバッテリの電圧不足によるものである。

ABSの電子制御機構に断線や短絡などの故障が発生した場合でも、ABSの電子制御機構は継続して作動する。







解説

選択肢(4)が不適切です。

シャシ編・ブレーキ装置からの出題です。

(1) 自己診断システムにより、ABSの電子制御機構に起因する故障が検出されると、ウォーニング・ランプが点灯し、運転者に故障の発生を知らせる。

この選択肢は適切です。

(2) エンジン始動後の発進時(6km/h位)に静かな場所で、エンジン・ルームからABSモータの作動音が聞こえる場合があるが、これは一般に、ABSの作動チェック音である。

この選択肢も、適切です。

(3)バッテリ電圧が低下した状態で、ブースタ・ケーブルを使用してエンジンを始動した場合に、一般的にウォーニング・ランプが点灯する場合があるが、これはバッテリの電圧不足によるものである。

この選択肢も、適切です。

(4) ABSの電子制御機構に断線や短絡などの故障が発生した場合でも、ABSの電子制御機構は継続して作動する。

この選択肢が、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

ABSの電子制御機構に断線や短絡などの故障が発生した場合、ABSの電子制御機構は作動せず、普通のブレーキ装置の制動作用と同じになる。

2012年3月 登録試験 問題28

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