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2G 登録試験 2013年10月 問題09

電子制御式燃料噴射装置における燃料噴射量の制御に関する次の文章の（イ）～（ロ）に当てはまるものとして、下の組み合わせのうち、適切なものは次のうちどれか。

　燃料噴射量の制御は、インジェクタのソレノイド・コイルの（イ）を変え、ニードル・バルブの（ロ）を変えて行う。

1 解答

解説

選択肢(1)が適切です。

エンジン編・電子制御装置からの出題です。

(1)　燃料噴射量の制御は、インジェクタのソレノイド・コイルの（イ：通電時間）を変え、ニードル・バルブの（ロ：開弁時間）を変えて行う。

選択肢(1)が適切です。

NAND回路の問題がありましたが、機械はONとOFF、0と1の二つの状態だけで、制御することができるので便利です。

燃料をたくさん噴射させる場合は、ソレノイド・コイルをオンにして、あとはオンの時間の長さで制御します。

時間管理制御は、コンピュータは得意です。

(1)で答えが出てしまいましたが、残りも確認しましょう。

(2)　燃料噴射量の制御は、インジェクタのソレノイド・コイルの（イ：電圧）を変え、ニードル・バルブの（ロ：ストローク）を変えて行う。

ソレノイド・コイルの電圧をアナログ的(連続量的)に変化させるのでしょうか。

実現性としては、できないことはないでしょうが難しいですね。

(3)　燃料噴射量の制御は、インジェクタのソレノイド・コイルの（イ：電流）を変え、ニードル・バルブの（ロ：開弁圧力）を変えて行う。

電流制御と電圧制御は違います。

電流制御回路は、電流の制御ですからけっこう厄介な回路になります。

それも開弁圧力の制御は難しいでしょう。

(4)　燃料噴射量の制御は、インジェクタのソレノイド・コイルの（イ：通電時間）を変え、ニードル・バルブの（ロ：開弁圧力）を変えて行う。

この方式もできないこともないでしょうが、厄介で高価なものになるのでしょう。

2011年03月　登録試験 問題09

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