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2G 登録試験 2013年10月 問題29
エア・コンディショナに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(1)が適切です。
シャシ・電気装置からの出題です。
(1)コンデンサは、コンプレッサから圧送された高温・高圧のガス状冷媒を冷却して液状冷媒にする働きをしている。
この選択肢は、適切です。
コンデンサは、冷媒をガスから液体に換える装置です。
(2)斜板式コンプレッサでは、シャフトが回転すると、斜板によってピストンが円運動を行う。
この選択肢は、不適切です。
斜板式コンプレッサでは、シャフトが回転すると、斜板によってピストンが往復運動を行う。
(3)エア・ミックス方式の温度調整は、ラジエータに流れる温水の量をウォータ・バルブによって制御し、冷風をどれだけあたためるかという方法で行っている。
この選択肢も不適切です。
リヒート方式の温度調整は、ラジエータに流れる温水の量をウォータ・バルブによって制御し、冷風をどれだけ温めるかという方法で行っている。
(4)エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の液化状態に応じて冷媒量を調整している。
この選択肢が不適切です。
エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて冷媒量を調整している。
エバポレーター(evaporator)は、コンプレッサーで圧縮され、コンデンサーで放熱液化した冷媒が、蒸発(エバポレーション)したときの潜熱により空気を冷却する熱交換器のことをいいます。
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