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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2021年03月 問題34
図に示す電気回路において、電圧計Vが示す値として、適切なものは次のうちどれか。
ただし、バッテリ、配線等の抵抗はないものとする。
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解説
最初に抵抗が並列接続になっている部分を一つにまとめましょう。
計算してみましょう。
$$ \Large{ \frac{ 1 } { 4} + \frac{1}{12} } $$ $$ \Large{ = \frac{ 3 } {12} + \frac{1}{12} } $$ $$ \Large{ = \frac{ \cancel{4}} {\cancel{12}} } $$ $$ \Large{ = \frac{ 1 } {3} } $$抵抗が三つの直列接続に形になっています。
合成抵抗が3Ω、3Ω、6Ωの合計12Ωです。
電源電圧は12Vです。
直列接続回路では、各抵抗の両端電圧は、全体の抵抗の割合に比例します。
ということは、3Ωの両端電圧は、3V、もう一つの3Ωの両端電圧も3V、そして6Ωの両端電圧は6Vになっているはずです。
今回の問題は、計算するまでもなく、電圧計は3Vを示します。
したがって選択肢(2)が適切ということになります。
計算も示しておきましょう。
直列接続全体の抵抗が12Ωです。
分担電圧法則により、
$$ \Large{ \frac{ 3 } { \cancel{3+3+6}} \times \cancel{12V} } $$ $$ \Large{ = 3V } $$