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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2021年03月 問題04
エンジンの性能に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(4)が適切です。
熱効率のうち理論熱効率とは、理論サイクルにおいて仕事に変えることのできる熱量と、供給する熱量との割合をいう。
(1)図示仕事率とは、実際にエンジンのクランクシャフトから得られる動力である。
この選択肢は不適切です。
正しくは以下の通りです。
正味仕事率とは、実際にエンジンのクランクシャフトから得られる動力である。
実際にエンジンのクランクシャフトから得られる動力を正味仕事率又は軸出力という。
あるいは、
図示仕事率とは、作動ガスがピストンに与えた仕事量を図示仕事といい、その動力を図示仕事率という。
(2)熱損失は、ピストン、ピストン・リング、各ベアリングなどの摩擦損失と、ウォータ・ポンプ、オイル・ポンプ、オルタネータなどの補機駆動の損失からなっている。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
機械損失は、ピストン、ピストン・リング、各ベアリングなどの摩擦損失と、ウォータ・ポンプ、オイル・ポンプ、オルタネータなどの補機駆動の損失からなっている。
(3) 平均有効圧力は、行程容積を1サイクルの仕事量で除したもので、排気量や作動方式の異なるエンジンの性能を比較する場合などに用いられる。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
平均有効圧力は、1サイクルの仕事を行程容積で除したもので、排気量や作動方式の異なるエンジンの性能を比較する場合などに用いられる。