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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2021年03月 問題35
ねじとベアリングに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(4)が不適切です。
(4)ローリング・ベアリングのうち、ラジアル・ベアリングには、ボール型、ニードル・ローラ型、テーパ・ローラ型があり、トランスミッションなどに用いられている。
ローリング・ベアリングのうち、ラジアル・ベアリングには、ボール型、ニードル・ローラ型、シリンドリカル・ローラ型があり、トランスミッションなどに用いられている。
「ベアリング」が受ける力には２つあって、軸に対して上下方向に受ける力を「ラジアル荷重」といい、主にこの力を受けるベアリングを「ラジアルベアリング」と呼んでいます。
軸に対して同じ方向の力（アキシアル荷重）が加わる力を受けるベアリングを「スラストベアリング」と呼んでいます。
(1)戻り止めナット(セルフロッキング・ナット)は、ナットの一部に戻り止めを施し、ナットが緩まないようにしている。
この選択肢は適切です。
(2)「M10×1.25」と表されるおねじの外径は10mmである。
この選択肢も適切です。
(3)プレーン・ベアリングのうち、つば付き半割り形プレーン・ベアリングは、ラジアル方向(軸と直角方向)とスラスト方向(軸と同じ方向)の力を受ける構造になっている。
この選択肢も適切です。