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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2021年03月 問題18

回転速度差感応式の差動制限型ディファレンシャルに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

左右輪に回転速度差が生じたときは、ビスカス・カップリングの作用により、高回転側の駆動トルクが小さくなる。

差動回転速度がゼロのときは、ビスカス・トルクは発生しない。

ビスカス・カップリングには、高粘度のシリコン・オイルが充填されている。

インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が小さいほど、大きなビスカス・トルクが発生する。


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解説

選択肢(4)が不適切です。

(4)インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が小さいほど、大きなビスカス・トルクが発生する。

正しくは以下の通りです。

インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が大きいほど、大きなビスカス・トルクが発生する。

少し詳しく述べれば、

回転速度差感応式に用いられているビスカス・カップリング(粘性式クラッチ)は、インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が 大きいほど大きな ビスカス・トルク(差動制限力)が発生する。

(1)左右輪に回転速度差が生じたときは、ビスカス・カップリングの作用により、高回転側の駆動トルクが小さくなる。

この選択肢は適切です。

(2)差動回転速度がゼロのときは、ビスカス・トルクは発生しない。

この選択肢も適切です。

(3)ビスカス・カップリングには、高粘度のシリコン・オイルが充填されている。

この選択肢も適切です。

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