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2G 登録試験 2014年03月 問題19

CAN通信システムに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリ後にエラーが解消し、通信を再開した状態をいう。

CANには、2個の終端抵抗を用いているが、そのうち一端の終端抵抗が破損した場合はすべての通信が停止する。
CAN_Hが3.5V、CAN_Lが1.5Vの状態をレセシブとよんでいる。
受信側ECUは、受信したCAN_H、CAN_Lの電位差から情報を読み取る。







解説

選択肢(4)が適切です。

シャシ編・電気装置・電気装置の配線の出題です。

(1) バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリ後にエラーが解消し、通信を再開した状態をいう。

この選択肢は不適切です。

CANでは、データ・フレーム中のCRC領域の他、 種々のエラー検知機能とリカバリ機能を備えて通信の信頼性を確保しています。

エラーを検知し、リカバリしてもエラーが解消しない場合は通信を停止します。

この状態をバス・オフ状態といいます。

(2) CANには、2個の終端抵抗を用いているが、そのうち一端の終端抵抗が破損した場合はすべての通信が停止する。

この選択肢も、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

一端の終端抵抗が破損しても通信は継続されますが、耐ノイズ性が低下します。

(3) CAN_Hが3.5V、CAN_Lが1.5Vの状態をレセシブとよんでいる。

この選択肢も不適切です。

受信側ECUは受信したCAN_H、CAN_Lの電位差から情報を読み取ります。

CAN_H、CAN_Lとも2.5Vの状態をレセシブとよびCAN_Hが3.5V、CAN_Lが1.5Vの状態をドミナントとよんでいます。

(4)受信側ECUは、受信したCAN_H、CAN_Lの電位差から情報を読み取る。

この選択肢は適切です。

2G 登録試験 2012年10月 問題28

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