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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2018年10月 問題30
エア・コンディショナに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
シャシテキストは、2017年3月に改訂されていますので古い過去問題については、特に空気調和装置については注意が必要です。
選択肢(3)が適切です。
(3) コンデンサは、コンプレッサから圧送された高温・高圧のガス状冷媒を冷却して液状冷媒にする働きをしている。
コンデンサとは凝縮器です。
ちなみにエバポレータは蒸発器、エキスパンションバルブは膨張弁のことです。
凝縮とは、気体が冷却または圧縮されて液体に変わる現象です。
(1) エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の液化状態に応じて噴射する冷媒の量を調節している。
この選択肢は不適切です。
正しくは、以下の通りです。
エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて噴射する冷媒の量を調節している。
(2) エア・ミックス方式では、ヒータ・コアに流れるエンジン冷却水の流量をウォータ・バルブによって変化させることで吹き出し温度の調整を行っている。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
エア・ミックス方式では、エア・ミックス・ダンパの操作により温風と冷風の量を制御して室内温度の調整を行っている。
さらに、続けるならば、吹き出し口の選択は、吹き出し口切替ダンパのレバーを操作することによって行う。
ウォーターバルブという弁は、ヒーター・コアに流入するラジエーター液量を調節するものです。
(4) 両斜板式のコンプレッサでは、シャフトが回転すると、斜板によってピストンが円運動を行う。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
両斜板式のコンプレッサでは、シャフトが回転すると、斜板によってピストンが往復運動を行う。