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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2018年10月 問題29
外部診断器(スキャン・ツール)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(1)が不適切です。
(1) アクティブ・テストでは、整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。
正しくは、以下の通りです。
外部診断器(スキャン・ツール)は、整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。
あるいは、
アクティブ・テストとは、外部診断器からECUに指令を出して、アクチュエータを任意に駆動及び停止ができる機能である。
(2)データ・モニタとは、ECUにおけるセンサからの入力値やアクチュエータへの出力値などを複数表示することができ、それらを比較・確認することで迅速な点検・整備ができる。
この選択肢は適切です。
(3) 外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データのみ消去することができ、時計及びラジオなどの再設定の必要がない。
この選択肢も適切です。
(4) フリーズ・フレーム・データを確認することで、ダイアグノーシス・コードを記憶した原因の究明につながる。
この選択肢も適切です。