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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年03月 問題21

図に示す前進4段の電子制御式A/Tの自動変速線図に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

車速60km/hで走行時、スロットル・バルブ開度を4/8から全開(8/8)にしたときは、第3速から第2速にキック・ダウンする。

第4速で走行中、スロットル・バルブを全閉にしたとき、第3速にダウン・シフトする車速は約35km/hである。

第3速で走行中、スロットル・バルブ開度3/8を保ちながら減速したとき、第2速ヘダウン・シフトする車速は約30km/hである。

スロットル・バルブ開度5/8を保ちながら加速したとき、第2速から第3速ヘアップ・シフトする車速は約70km/hである。


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解説

選択肢(3)が不適切です。

(3)第3速で走行中、スロットル・バルブ開度3/8を保ちながら減速したとき、第2速ヘダウン・シフトする車速は約30km/hである。

この種の問題は、スロットル・バルブ開度と、アップ・シフト線、またはダウン・シフト線の交点を求めればよい。

自動変速線図

横軸が開度3/8で、2←3ダウン・シフト線の交点を求めると約18km/hとなります。

選択肢(1)は適切です。

車速60km/hで走行時、スロットル・バルブ開度を4/8から全開(8/8)にしたときは、第3速から第2速にキック・ダウンする。

自動変速線図

選択肢(2)も適切です。

(2)第4速で走行中、スロットル・バルブを全閉にしたとき、第3速にダウン・シフトする車速は約35km/hである。

自動変速線図

例えば100km/hからダウン・シフトした場合を示しました。

選択肢(4)も適切です。

(4)スロットル・バルブ開度5/8を保ちながら加速したとき、第2速から第3速ヘアップ・シフトする車速は約70km/hである。

自動変速線図

2G 登録試験 2020年03月 問題21

2G 登録試験 2011年03月 問題22

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