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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2020年03月 問題10
電気装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(4)が適切です。
(4)ダイオードは、一方向にしか電流を流さない特性をもっているため、交流を直流に変換する整流回路などに用いられている。
ダイオードの語源は「2つ(di)の電極(ode)をもつ真空管」です。
昔は、真空管でしたが、今は半導体です。
選択肢(1)は不適切です。
(1)CR発振器は、コイルとコンデンサの共振回路を利用し、発振周期を決めている。
正しくは以下の通りです。
CR発振器は、コンデンサと抵抗を用い、コンデンサの放電時間を利用し、発振周期を決めている。
【CR発振器の一例】抵抗とコンデンサの充放電時間を利用し、結果的に信号の位相を変えている。
選択肢(2)も不適切です。
(2)発振とは、入力に一定周期の交流電流を流し、出力で直流の電流が流れている状態をいう。
正しくは以下の通りです。
発振とは、入力に直流の電流を流し、出力で一定周期の交流電流が流れている状態をいう。
簡単に言えば、火を起こすように、電気的振動を起こすことです。
選択肢(3)も不適切です。
NAND回路とは、二つの入力がともに“1”のときのみ出力が“1”となる回路をいう。
正しくは以下の通りです。
NAND回路とは、二つの入力がともに“1”のときのみ出力が“0”となる回路をいう。
NANDは、NOT + AND です。
1と1の入力でAND(論理積)は、1×1=1 です。
その1をNOT(論理否定)でひっくり返しますから0となります。