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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年03月 問題12

電子制御式燃料噴射装置に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

インジェクタの応答性をよくする方法には、ソレノイド・コイルの巻数を多くして線径を小さくする方法がある。

インジェクタの噴射信号がONになり、電流が流れ始めてインジェクタが完全に駆動されるまでの燃料が噴射されていない時間を無効噴射時間(無効駆動時間)という。

吸気温度補正とは、吸入空気温度の違いによる吸入空気密度の差から空燃比のずれが生じるため、吸気温センサからの信号により噴射量を補正することをいう。

Lジェトロニック方式の基本噴射時間は、エア・フロー・メータで検出した吸入空気量と、クランク角センサにより検出したエンジン回転速度によって決定される。


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解説

選択肢(1)が不適切です。

(1)インジェクタの応答性をよくする方法には、ソレノイド・コイルの巻数を多くして線径を小さくする方法がある。

正しくは以下の通りです。

インジェクタの応答性をよくする方法には、ソレノイド・コイルの巻数を少なくして線径を大きくする方法がある。

Port-Fuel-Injector

選択肢(2)は適切です。

(2)インジェクタの噴射信号がONになり、電流が流れ始めてインジェクタが完全に駆動されるまでの燃料が噴射されていない時間を無効噴射時間(無効駆動時間)という。

電気的にONしても、機械的には物理法則がかかわり、インジェクタがすぐに噴射というわけにはいきません。

電気と機械のはざまには、空白時間・無駄時間が存在します。

選択肢(3)も適切です。

(3)吸気温度補正とは、吸入空気温度の違いによる吸入空気密度の差から空燃比のずれが生じるため、吸気温センサからの信号により噴射量を補正することをいう。

吸気温度補正は、吸気温センサからの信号により噴射量を補正します。

選択肢(4)も適切です。

(4)Lジェトロニック方式の基本噴射時間は、エア・フロー・メータで検出した吸入空気量と、クランク角センサにより検出したエンジン回転速度によって決定される。

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