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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年03月 問題20

CAN通信システムに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

CAN-H、CAN-Lともに2.5Vの状態をドミナントという。

CANは、一つのECUが複数のデータ・フレームを送信したり、バス・ライン上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができる。

バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリ後にエラーが解消し、通信を再開した状態をいう。

一端の終端抵抗が断線していても通信は継続され、耐ノイズ性にも影響はないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。


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解説

選択肢(2)が適切です。

(2)CANは、一つのECUが複数のデータ・フレームを送信したり、バス・ライン上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができる。

選択肢(1)は不適切です。

(1)CAN-H、CAN-Lともに2.5Vの状態をドミナントという。

正しくは以下の通りです。

CAN-H、CAN-Lともに2.5Vの状態をレセシブといい、CAN-Hが3.5V、CAN-Lが1.5Vの状態をドミナントという。

選択肢(3)も不適切です。

(3)バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリ後にエラーが解消し、通信を再開した状態をいう。

正しくは以下の通りです。

バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリしてもエラーが解消しない場合に通信を停止している状態をいう。

選択肢(4)も不適切です。

(4)一端の終端抵抗が断線していても通信は継続され、耐ノイズ性にも影響はないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

正しくは以下の通りです。

一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続されるが、耐ノイズ性は低下する。このとき、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

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