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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年03月 問題09

インテーク側に用いられる油圧式の可変バルブ・タイミング機構に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

カムの位相は一定のまま、油圧制御によりバルブの作動角を変えてインテーク・バルブの開閉時期を変化させている。

進角時は、インテーク・バルブの開く時期が遅くなるので、オーバラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

保持時は、バルブ・タイミング・コントローラの遅角側及び進角側の油圧室の油圧が保持されるため、カムシャフトはそのときの可変位置で保持される。

エンジン停止時には、ロック装置により最大の進角状態で固定される。


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解説

選択肢(3)が適切です。

(3)保持時は、バルブ・タイミング・コントローラの遅角側及び進角側の油圧室の油圧が保持されるため、カムシャフトはそのときの可変位置で保持される。

保持時は、油圧室の油圧も保持されます。

可変バルブ・タイミング機構

選択肢(1)は、不適切です。

(1)カムの位相は一定のまま、油圧制御によりバルブの作動角を変えてインテーク・バルブの開閉時期を変化させている。

正しくは以下の通りです。

バルブの作動角一定のまま、カムの位相を変えてインテーク・バルブの開閉時期を変化させている。

位相って難しい言葉を使いますね。

位相とは周期的な運動をするものが一周期の内のどのタイミングにいるかを示す量です。

同じ一回転でもカムシャフトを山が早く来るように回せば、位相を進める、進角といいます。

選択肢(2)も不適切です。

(2)進角時は、インテーク・バルブの開く時期が遅くなるので、オーバラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

正しくは以下の通りです。

進角時は、インテーク・バルブの開く時期が早くなるので、オーパラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

選択肢(4)も不適切です。

(4)エンジン停止時には、ロック装置により最大の進角状態で固定される。

正しくは以下の通りです。

エンジン停止時には、ロック装置により最大の遅角状態で固定される。

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