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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年03月 問題27

外部診断器(スキャン・ツール)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データのみ消去することができ、時計及びラジオなどの再設定の必要がない。

フリーズ・フレーム・データを確認することで、ダイアグノーシス・コードを記憶した原因の究明につながる。

データ・モニタとは、ECUにおけるセンサからの入力値やアクチュエータへの出力値などを複数表示することができ、それらを比較・確認することで迅速な点検・整備ができる。

アクティブ・テストでは、整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。


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解説

選択肢(4)が不適切です。

(4)アクティブ・テストでは、整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。

正しくは以下の通りです。

アクティブ・テストは、アクチュエータを任意に駆動及び停止できる機能である。

外部診断器でアクチュエータを単独で任意に動かせるので、故障がないかを簡単にチェックできることになります。

選択肢(1)は適切です。

(1)外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データのみ消去することができ、時計及びラジオなどの再設定の必要がない。

従来の方法では、すべてが消えてしまって再設定が面倒なやり方でした。

昔は、端子をショートさせ自己診断させ、バッテリ端子を外してリセットを掛けたりしました。

選択肢(2)も適切です。

(2)フリーズ・フレーム・データを確認することで、ダイアグノーシス・コードを記憶した原因の究明につながる。

故障履歴も見れますので、原因の探究に役立ちます。

選択肢(3)も適切です。

(3)データ・モニタとは、ECUにおけるセンサからの入力値やアクチュエータへの出力値などを複数表示することができ、それらを比較・確認することで迅速な点検・整備ができる。

便利です。

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