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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年03月 問題25

差動制限型ディファレンシャルに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

ヘリカル・ギヤを用いたトルク感応式では、ピニオンの歯先とディファレンシャル・ケース内周面との摩擦により差動制限力が発生する。

回転速度差感応式で左右輪の回転速度に差が生じると、低回転側から高回転側にビスカス・トルクが伝えられる。

トルク感応式のディファレンシャル・ケース内には、高粘度のシリコン・オイルが充填されている。

回転速度差感応式に用いられているビスカス・カップリングは、インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が小さいほど大きなビスカス・トルクが発生する。


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解説

選択肢(1)が適切です。

(1)ヘリカル・ギヤを用いたトルク感応式では、ピニオンの歯先とディファレンシャル・ケース内周面との摩擦により差動制限力が発生する。

Helical Gear Limited Slip

ピニオンがディファレンシャル・ケース内周面を押し付ける力で摩擦をおこしています。

選択肢(2)は、不適切です。

(2)回転速度差感応式で左右輪の回転速度に差が生じると、低回転側から高回転側にビスカス・トルクが伝えられる。

正しくは以下の通りです。

回転速度差感応式で左右輪の回転速度に差が生じると、高回転側から低回転側にビスカス・トルクが伝えられる。

選択肢(3)も不適切です。

(3)トルク感応式のディファレンシャル・ケース内には、高粘度のシリコン・オイルが充填されている。

正しくは以下の通りです。

回転速度差感応式のディファレンシャル・ケース内のビスカス・カップリングには、高粘度のシリコン・オイルが充填されている。

選択肢(4)も不適切です。

(4)回転速度差感応式に用いられているビスカス・カップリングは、インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が小さいほど大きなビスカス・トルクが発生する。

正しくは以下の通りです。

回転速度差感応式に用いられているビスカス・カップリングは、インナ・プレートとアウタ・プレートの回転速度差が大きいほど大きなビスカス・トルクが発生する。

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