Menu

自動車整備士.com

サイト内検索 help
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。

Advertisement

2G 登録試験 2017年10月 問題09

気筒別独立点火方式のイグナイタ(イグニション・コイル一体型)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

通電時問制御は、エンジン回転速度が低くなるに連れて、トランジスタがONする時期(一次電流が流れ始めるとき)を早めている。

一次電流の通電・遮断にはトランジスタが用いられている。

過電流保護回路は、一次電流が規定値以上流れないように、ドライブ回路を介してトランジスタに流れるベース電流を制御している。

一次電流が遮断されると二次コイルに高電圧が発生し、スパーク・プラグに火花が飛ぶ。







解説

選択肢(1)が不適切です。

(1)通電時問制御は、エンジン回転速度が低くなるに連れて、トランジスタがONする時期(一次電流が流れ始めるとき)を早めている。

正しくは以下の通りです。

通電時問制御は、エンジン回転速度がくなるに連れて、トランジスタがONする時期(一次電流が流れ始めるとき)を早めている。

コイルの電流の立ち上がり時間は、時定数で決まりますので、エンジン回転数の都合に合わせて制御してあげる必要があります。

(2)一次電流の通電・遮断にはトランジスタが用いられている。

この選択肢は適切です。

(3)過電流保護回路は、一次電流が規定値以上流れないように、ドライブ回路を介してトランジスタに流れるベース電流を制御している。

この選択肢も適切です。

二次コイルに発生する過電圧がドライブ回路に掛からないようにするためのものが、過電圧保護回路です。

(4)一次電流が遮断されると二次コイルに高電圧が発生し、スパーク・プラグに火花が飛ぶ。

この選択肢も適切です。

遮断で高圧がでます。

前の問題  次の問題



Advertisement










Today  Yesterday Total