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2G 登録試験 2017年10月 問題18

前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATのトルク・コンバータに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

トルク比は、タービン・ランナが停止(速度比ゼロ)しているときが最大である。

カップリング・レンジでは、トルクの増大作用は行われない。

クラッチ・ポイントの速度比は、一般に0.8~0.9程度である。

コンバータ・レンジでは、速度比に比例して伝達効率が上昇する。







解説

選択肢(4)が不適切です。

(4)コンバータ・レンジでは、速度比に比例して伝達効率が上昇する。

正しくは以下の通りです。

コンバータ・レンジでは、速度比に対して伝達効率が急上昇する。

トルク・コンバータの性能曲線図の一例です。

トルク・コンバータの性能曲線図

タービン軸回転速度
ポンプ軸回転速度
速度比
タービン軸トルク
ポンプ軸トルク
トルク比
出力仕事率
入力仕事率
伝達効率 ×100%

(1)トルク比は、タービン・ランナが停止(速度比ゼロ)しているときが最大である。

この選択肢は、適切です。

(2)カップリング・レンジでは、トルクの増大作用は行われない。

この選択肢も適切です。

(3)クラッチ・ポイントの速度比は、一般に0.8~0.9程度である。

この選択肢も適切です。

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