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2G 登録試験 2017年10月 問題15

NOx(窒素酸化物)の低減対策に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

空燃比制御により、理論空燃比付近の狭い領域に空燃比を制御し、理論空燃比領域で有効に作用する三元触媒を使って排気ガス中のNOxを還元する。

エンジンを電子制御することで、的確にエンジンの運転状況に対応する空燃比制御及び点火時期制御を行い最高燃焼ガス温度を下げる。

EGR(排気ガス再循環)装置や可変バルブ機構を使って、不活性な排気ガスを一定量だけ吸気側に導入し最高燃焼ガス温度を下げる。

燃焼室の形状を改良し、燃焼時間を長くすることにより最高燃焼ガス温度を低くする。







解説

選択肢(4)が不適切です。

(4)燃焼室の形状を改良し、燃焼時間を長くすることにより最高燃焼ガス温度を低くする。

正しくは以下の通りです。

燃焼室の形状を改良し、燃焼時間を短くすることにより最高燃焼ガス温度を低くする。

(1)空燃比制御により、理論空燃比付近の狭い領域に空燃比を制御し、理論空燃比領域で有効に作用する三元触媒を使って排気ガス中のNOxを還元する。

この選択肢は、適切です。


【三元触媒】


【浄化領域】

(2)エンジンを電子制御することで、的確にエンジンの運転状況に対応する空燃比制御及び点火時期制御を行い最高燃焼ガス温度を下げる。

この選択肢も適切です。

(3)EGR(排気ガス再循環)装置や可変バルブ機構を使って、不活性な排気ガスを一定量だけ吸気側に導入し最高燃焼ガス温度を下げる。

この選択肢も適切です。


【Exhaust Gas Recirculataion:排気ガス再循環装置】

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