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2G 登録試験 2017年10月 問題35
合成樹脂と複合材に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(1)が不適切です。
(1)熱硬化性樹脂は、加熱すると硬くなり、急激に冷却すると軟らかくなる樹脂である。
熱硬化性樹脂は、加熱すると硬くなり、再び軟化しない樹脂である。
(2)FRM(繊維強化金属)は、エンジンのピストンやコンロッドの一部に使用されている。
この選択肢は、適切です。
(3)FRP(繊維強化樹脂)のうち、GFRP(ガラス繊維強化樹脂)は、不飽和ポリエステルをマット状のガラス繊維に含浸させて成形したものである。
この選択肢も適切です。
(4)熱可塑性樹脂は、加熱すると軟らかくなり、冷えると硬くなる樹脂である。
この選択肢も適切です。
熱硬化性樹脂の特徴 〇耐熱性に優れている 〇耐薬品性に優れている 〇溶けない(滴下しない) 〇硬い(機械的強度が高い) |
熱硬化性樹脂の成形材料 〇フェノール樹脂 〇不飽和ポリエステル樹脂〇ポリウレタン樹脂〇エポキシ樹脂〇メラミン樹脂)〇尿素樹脂(ユリア樹脂)〇ジアリルフタレート樹脂 〇シリコン樹脂 |
熱可塑性樹脂の特徴 〇成形速度が速い 〇生産コストが安価 〇不良成形品の再利用化 |
熱可塑性樹脂の成形材料 〇ポリプロピレン 〇ポリ塩化ビニル 〇ABS樹脂 〇ポリアミド 〇アクリル 〇ポリアセタール 〇ポリエチレン 〇ポリエチレンテレフタレート 〇ポリカーボネート 〇ポリスチレン 〇ポリフェニレンサルファイド 〇ポリブチレンテレフタレート 〇AS樹脂 |
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