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2G 登録試験 2017年10月 問題23

CAN通信システムに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続され、耐ノイズ性には影響はないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

CAN_H、CAN_Lとも2.5Vの状態をレセシブとよび、CAN_Hが3.5V、CAN_Lが1.5Vの状態をドミナントとよんでいる。

バス・ライン(CANバス)上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができない。

"バス・オブ"状態とは、エラーを検知した結果、リカバリが実行され、エラーが解消されて通信を再開した状態をいう。







解説

選択肢(2)が適切です。

(2)CAN_H、CAN_Lとも2.5Vの状態をレセシブとよび、CAN_Hが3.5V、CAN_Lが1.5Vの状態をドミナントとよんでいる。

(1)一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続され、耐ノイズ性には影響はないが、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。

この選択肢は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続されるが、耐ノイズ性は低下し、ダイアグノーシス・コードが出力されることもある。

(3)バス・ライン(CANバス)上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができない。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

複数のECUが送信しようとするとデータ・フレーム同士が衝突してしまう場合がある。

(4)"バス・オブ"状態とは、エラーを検知した結果、リカバリが実行され、エラーが解消されて通信を再開した状態をいう。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

"バス・オブ"状態とは、エラーを検知した結果、リカバリしてもエラーが解消されない場合に通信を停止した状態をいう。

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