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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2022年03月 問題16
図に示すタイヤの波状摩耗の主な原因として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
タイヤの異常摩耗
症状 |
原因 |
両肩摩耗 |
空気圧の不足又は過負荷 |
中央摩耗 |
空気圧の過大 |
外側摩耗 |
ナックル・アームの曲がり |
内側摩耗 |
トーアウトの過大又はマイナス・キャンバの過大 |
トーイン摩耗 |
ナックル・アームの曲がり、左右タイロッドの長さの相違 |
トーアウト摩耗 |
ナックル・アームの曲がり |
波状摩耗 |
①ホール・バランスの不良 |
皿状摩耗 |
①ホイール・アライメントの狂い |
ピット状摩耗 | ホイール・バランスの不良 |
のこぎり歯状摩耗 |
①ホイール・ベアリングのがた |
タイヤの波状摩耗の主な原因としては
①ホール・バランスの不良
②ホール・ベアリングのがた
③ホイール・アライメントの狂い
ですから、選択肢(3)エア圧の過大が不適切です。
タイヤに空気を入れすぎると、タイヤの中心部が膨らんだ状態になり、中心部だけが路面に接しやすくなり、摩耗が進んでしまいます。
空気圧が高過ぎることで、中心部摩耗は、起きやすくなります。