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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2022年03月 問題11

NOxの低減策に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

燃焼室の形状を改良し、燃焼時間を短くすることにより最高燃焼ガス温度を低くする。

エンジンの各制御を電子制御することで、的確にエンジンの運転状況に対応する空燃比制御及び点火時期制御を行い、最高燃焼ガス温度を下げる。

EGR(排気ガス再循環)装置や可変バルブ機構を使って、不活性な排気ガスを一定量だけ吸気側に導入し最高燃焼ガス温度を上げる。

空燃比制御により、理論空燃比付近の狭い領域に空燃比を制御し、理論空燃比領域で有効に作用する三元触媒を使って排気ガス中のNOxを還元する。


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解説

(1)燃焼室の形状を改良し、燃焼時間を短くすることにより最高燃焼ガス温度を低くする。

選択肢(1)は適切です。

NOxの低減策として燃焼室の形状を改良し、燃焼時間を短くすることにより最高燃焼ガス温度を低くします。

(2)エンジンの各制御を電子制御することで、的確にエンジンの運転状況に対応する空燃比制御及び点火時期制御を行い、最高燃焼ガス温度を下げる。

選択肢(2)も適切です。

NOxの低減策のために、エンジンの各制御を電子制御し、的確にエンジンの運転状況に対応する空燃比制御及び点火時期制御を行い、最高燃焼ガス温度を下げます。

(3)EGR(排気ガス再循環)装置や可変バルブ機構を使って、不活性な排気ガスを一定量だけ吸気側に導入し最高燃焼ガス温度を上げる。

選択肢(3)が不適切です。

正しくは以下の通りです。

NOxの低減策として、EGR(排気ガス再循環)装置や可変バルブ機構を使って、不活性な排気ガスを一定量だけ吸気側に導入し最高燃焼ガス温度を下げる

(4)空燃比制御により、理論空燃比付近の狭い領域に空燃比を制御し、理論空燃比領域で有効に作用する三元触媒を使って排気ガス中のNOxを還元する。

選択肢(4)は適切です。

NOxの低減策として空燃比制御により、理論空燃比付近の狭い領域に空燃比を制御し、理論空燃比領域で有効に作用する三元触媒を使って排気ガス中のNOxを還元します。

ちなみに、酸化とは、物質と酸素が化合する反応のことをいい、還元とは酸化物から酸素がとれる化学変化をいいます。

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