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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2022年03月 問題27

SRSエアバッグに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

インパクト・センサは、衝撃を電気信号に変換してセンサ内の衝突判定回路に入力し、衝突の判定を行う。

エアバッグ・アセンブリの抵抗測定は、必ず10秒以内に行う。

エアバッグ・アセンブリのコネクタを取り外した場合、コネクタ内で全ての端子が短絡され、静電気などでSRSエアバッグが誤作動しないようになっている。

規定値を超えた衝撃が、車両後部に検知された場合に作動する構造となっている。


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解説

(1)インパクト・センサは、衝撃を電気信号に変換してセンサ内の衝突判定回路に入力し、衝突の判定を行う。

選択肢(1)は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

インパクト・センサは、車両前面付近の衝撃を、内蔵された半導体式Gセンサによって静電容量の変化から検出し、電気信号としてECU内の判断/セーフィング・センサに入力している。

半導体式GセンサなどMEMS加速度センサーの代表的な方式は、静電容量の変化を検出する「静電容量検出」方式です。

【MEMS(=Micro Electro Mechanical Systems)」は、電気回路と微細な機械構造を、一つの半導体基板上に集積させたデバイス(部品)で、半導体製造技術やレーザー加工技術等、各種の微細加工技術を応用し、微小な電気要素と機械要素を一つの基板上に組み込んだセンサ、アクチュエータなどのデバイスやシステムのことを指します】

MEMS加速度センサは、重りをバネで支えた構造を作り, 加速度が加わったときの重りの変位を静電容量などの変化から計測するセンサです。

(2)エアバッグ・アセンブリの抵抗測定は、必ず10秒以内に行う。

選択肢(2)も不適切です。

正しくは以下の通りです。

(点検などで)エアバッグ・アセンブリの抵抗測定は、絶対に行わないこと。

抵抗測定を行うとサーキット・テスタの測定端子から電流が流れ出て、エアバックが誤動作する恐れがあります。

(3)エアバッグ・アセンブリのコネクタを取り外した場合、コネクタ内で全ての端子が短絡され、静電気などでSRSエアバッグが誤作動しないようになっている。

選択肢(3)が適切です。

エアバッグ・アセンブリやケーブル・リールのコネクタを取り外した場合、コネクタ内で全ての端子が短絡され、静電気などでSRSエアバッグが誤作動しないようになっている。

(4)規定値を超えた衝撃が、車両後部に検知された場合に作動する構造となっている。

選択肢(4)は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

規定値を超えた衝撃が、車両部に検知された場合に作動する構造となっている。

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