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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2014年03月 問題28

エア・コンディショナに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

サブクール・コンデンサ・システムとは、コンデンサから送り出される冷媒をサブクール(過冷却)液にして冷房効率を上げるものである。

エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた低温・低圧の冷媒液を、小さな孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、高温・高圧の霧状の冷媒にする。

コンプレッサは、室内の熱を奪ったガス状冷媒を圧縮し、低温・高圧の液状冷媒にしている。

レシーバは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて冷媒量を調整する。


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解説

選択肢(1)が適切です。

シャシ編・電気装置・空気調和装置からの出題です。

(1) サブクール・コンデンサ・システムとは、コンデンサから送り出される冷媒をサブクール(過冷却)液にして冷房効率を上げるものである。

この選択肢は適切です。

サブクール・コンデンサ・システムは従来のレシーバ・サイクルに比べ、使用冷媒量や重量が減り、搭載性が向上します。

(2) エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた低温・低圧の冷媒液を、小さな孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、高温・高圧の霧状の冷媒にする。

この選択肢が、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた高温・高圧の冷媒液を、小さな孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、低温・低圧の霧状の冷媒にする。

(3)コンプレッサは、室内の熱を奪ったガス状冷媒を圧縮し、低温・高圧の液状冷媒にしている。

この選択肢は不適切です。

正しくは、以下の通りです。

コンプレッサは、エバポレータで室内の熱を奪って気化したガス状冷媒を容易に液化させるため、圧縮することにより高温・高圧のガス状冷媒にして送り出します。

(4)レシーバは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて冷媒量を調整する。

この選択肢も不適切です。

レシーバは、コンデンサで液化した冷媒を、冷房負荷に応じてエバポレータに供給できるように、一時的に蓄えるようにしたものです。

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