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2G 登録試験 2014年03月 問題20
電動式パワー・ステアリングに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(1)が適切です。
シャシ編・ステアリング装置からの出題です。
(1) コイル式のスリーブ・タイプのトルク・センサは、センサ・スリーブのスリットの位置が変化することでコイルと突起部間の電磁線密度を変化させ、操舵力と操舵方向を検出している。
この選択肢は適切です。
トルク・センサには、
①コイル式のスリーブ・タイプ
②コイル式のリング・タイプ
の2種類があります。
(2) 低速時における車速感応制御では、パワー・ステアリングのモータに流す電流を少なくしてモータの駆動力を大きくして、操舵力を軽減している。
この選択肢が、不適切です。
正しくは、以下の通りです。
低速時における車速感応制御では、パワー・ステアリングのモータに流す電流を多くしてモータの駆動力を大きくして、操舵力を軽減している。
(3) コラム・アシスト式は、ステアリング・ギヤのピニオンにモータが取り付けられ、ステアリング・ギヤのピニオンに対して補助動力を与えている。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
ピニオン・アシスト式は、ステアリング・ギヤのピニオンにモータが取り付けられ、ステアリング・ギヤのピニオンに対して補助動力を与えている。
(4)コイル式のリング・タイプのトルク・センサでは、インプット・シャフトが磁性体でセンサ部はスプライン状になっている。
この選択肢は不適切です。
正しくは以下の通りです。
コイル式のスリーブ・タイプのトルク・センサでは、インプット・シャフトが磁性体でセンサ部はスプライン状になっている。
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