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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2014年03月 問題33
次の諸元を有するトラックの最大積載時の前軸荷重について、適切なものは次のうちどれか。ただし、乗員1人当たりの荷重は550Nで、その荷重は前車軸の中心に作用し、また、積載物の荷重は荷台に等分布にかかるものとする。
ホイールベース | 5,000mm | 乗車定員 | 3人 |
空車時前軸荷重 | 30,900N | 荷台内側長さ | 6,000mm |
空車時後軸荷重 | 25,400N | リヤ・オーバハング (荷台内側まで) |
1,500mm |
最大積載荷重 | 30,000N |
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解説
選択肢(2)が適切です。
荷重計算問題です。
荷台内側長さが6,000mmです。
荷台の真ん中の位置は
6,000/2で3,000mm
リヤ・オーバハングが1,500mmですから、後軸から前軸に向かって、1,500mmの位置に積載荷重の中心が加わっているという考え方をします。
図で描くと力関係は次のようになります。
力の平衡式から、
30,000 × 1,500=5,000 × x
x=30,000 × 1,500/5,000
=3,000×3
=9,000N
これが、最大積載荷重の前軸にかかる荷重です。
これに、空車時前軸荷重、人を3人加えればよいわけです。
このときの前軸にかかる全体の荷重は
9,000 + 30,900 +1,650= 41,550N
荷重前軸配分 空車時前軸荷重 人間3人
となります。
選択肢(2)が正解ということになります。