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2G 登録試験 2014年03月 問題29
カー・ナビゲーション・システムに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(4)が適切です。
シャシ編・電気装置・安全装置及び付属装置からの出題です。
航法を簡単にまとめます。
・自立航法……相対位置、ジャイロセンサ
・電波航法……絶対位置、人工衛星
・バイブリッド(推測航法)……自立航法+電波航法
・マップ・マッチング航法と推測航法……マップ・マッチング(比較航法)+推測航法
(1) 電波航法は、車両自体に搭載された方位センサと車速センサ(または車輪速センサ)を組み合わせ、自車位置を検出する航法である。
この選択肢は不適切です。
電波航法とは、人工衛星を利用した位置検出システムで3個またはそれ以上の人工衛星から電波を受信し、三角測量の原理を利用して電波受信地点を検出する方法です。
(2) 現在使われている推測航法は、相対位置をGPS方位で、絶対位置をジャイロ・センサと車速センサで検出して車両の位置を求める航法である。
この選択肢も、不適切です。
正しくは、以下の通りです。
現在使われている推測航法は、絶対位置をGPS方位で、相対位置をジャイロ・センサと車速センサで検出して車両の位置を求める航法である。
(3) 自立航法は、絶対位置の検出ができるため、フェリーなどで移動した後の位置修正は必要ない。
この選択肢も不適切です。
自立航法は、絶対位置の検出ができないため、フェリーなどで移動した後の位置修正は必要となる。
(4)マップ・マッチング航法では、推測航法で算出した車両の走行軌跡と、道路形状を比較することにより、車両の現在位置を求めている。
この選択肢は適切です。
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