Menu

自動車整備士.com

サイト内検索 help
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。

Advertisement

2G 登録試験 2014年03月 問題34

鋼熱処理に関する記述として、適切なものは次うちどれか。

高周波焼入れとは、高周波電流で鋼の表面層から内部まで全体を加熱処理する焼入れ操作をいう。

浸炭とは、鋼の表面層に窒素を染み込ませて硬化させる操作をいう。

窒化とは、鋼を浸炭剤の中で焼入れ、焼き戻し操作を行う加熱処理をいう。

焼き戻しとは、焼き入れした鋼をある温度まで加熱した後、徐々に冷却する操作をいう。







解説

選択肢(4)が適切です。

基礎自動車工学・自動車の材料からの出題です。

(1) 高周波焼入れとは、高周波電流で鋼の表面層から内部まで全体を加熱処理する焼入れ操作をいう。

この選択肢は不適切です。

高周波焼き入れとは、高周波電流で鋼の表面層を加熱処理する焼入れ操作することです。

(2) 浸炭とは、鋼の表面層に窒素を染み込ませて硬化させる操作をいう。

この選択肢も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

浸炭は、鋼の表面層の炭素量を増加させて硬化させるために、浸炭剤の中で焼入れ、焼き戻し操作を行う加熱処理です。

(3) 窒化とは、鋼を浸炭剤の中で焼入れ、焼き戻し操作を行う加熱処理をいう。

この選択肢は不適切です。

窒化は、鋼の表面層に窒素を染み込ませ硬化させる操作をいいます。

(4)焼き戻しとは、焼き入れした鋼をある温度まで加熱した後、徐々に冷却する操作をいう。

この選択肢は適切です。

焼き戻しは、焼き入れによるもろさを緩和し、粘り強さを増すため、ある温度まで加熱した後、徐々に冷却する操作をいいます。

材料の熱処理

前の問題  次の問題



Advertisement










Today  Yesterday Total