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2G 登録試験 2014年03月 問題12

電子制御式燃料噴射装置の燃料噴射補正のうち、出力増量補正に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

冷間時の運転性確保のため、冷却水温に応じて噴射量を補正する。

加速、減速などの過渡期に噴射量の増量、減量を行い、運転性及び燃費の向上を図っている。

インレット・マニホールド圧力又は吸入空気量、エンジン回転速度及びスロットル・バルブの開度によって出力域を検出し、エンジンの運転状態に応じて噴射量を増量する。

エンジンの始動時に、冷却水温に応じて噴射量を補正し、始動直後のエンジン回転速度の安定化を図っている。







解説

選択肢(3)が適切です。

エンジン編・電子制御装置からの出題です。

(1) 冷間時の運転性確保のため、冷却水温に応じて噴射量を補正する。

この選択肢は不適切です。

これは暖機増量補正の説明です。

(2) 加速、減速などの過渡期に噴射量の増量、減量を行い、運転性及び燃費の向上を図っている。

この選択肢も、不適切です。

これは、過渡時空燃比補正の説明です。

(3) インレット・マニホールド圧力又は吸入空気量、エンジン回転速度及びスロットル・バルブの開度によって出力域を検出し、エンジンの運転状態に応じて噴射量を増量する。

この選択肢が適切です。

この選択肢が出力増量補正の説明です。

(4)エンジンの始動時に、冷却水温に応じて噴射量を補正し、始動直後のエンジン回転速度の安定化を図っている。

この選択肢は不適切です。

この選択肢は、始動後増量補正の説明です。

2G 登録試験 2012年03月 問題02

2G 登録試験 2011年06月 問題11

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