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2G 登録試験 2015年10月 問題33
鋼の熱処理に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(4)が適切です。
(1)浸炭とは、鋼の表面層に炭素を染み込ませ軟化させる操作をいう。
不適切です。
浸炭は、鋼の表面層の炭素量を増加させて硬化させるために、浸炭剤の中で焼き入れ、焼き戻し操作を行う加熱処理である。
(2)窒化とは、鋼を浸炭剤の中で焼き入れ、焼き戻し操作を行う加熱処理をいう。
不適切です。
窒化とは、鋼の表面層に窒素を染み込ませて硬化させる操作をいう。
(3)高周波焼き入れとは、高周波電流で鋼の表面層から内部まで全体を加熱処理する焼き入れ操作をいう。
不適切です。
高周波焼き入れとは、高周波電流で鋼の表面層を加熱処理する焼き入れ操作をいう。
(4)焼き戻しとは、焼き入れした鋼をある温度まで加熱した後、徐々に冷却する操作をいう。
適切です。
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