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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2015年10月 問題30

エア・コンディショナに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた低温・低圧の液冷媒を、小さな孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、高温・高圧の霧状の冷媒にする。

サブクール・コンデンサ・システムとは、コンデンサから送り出される冷媒をサブクール(過冷却)液にして冷房効率を上げるものである。

レシーバは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて冷媒量を調整する。

コンプレッサは、室内の熱を奪ったガス状冷媒を圧縮し、低温・高圧の液状冷媒にしている。


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解説

選択肢(2)が適切です。

シャシ編・電気装置・空調調和装置からの出題です。

(1)エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた低温・低圧の液冷媒を、小さな孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、高温・高圧の霧状の冷媒にする。

不適切です。

エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた高温・高圧の液冷媒を、小さな孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、低温・低圧の霧状の冷媒にする。

(2)サブクール・コンデンサ・システムとは、コンデンサから送り出される冷媒をサブクール(過冷却)液にして冷房効率を上げるものである。

適切です。

過冷却は、サブクールともいわれ、冷媒を与えられた圧力のもとで凝縮温度以下に冷却することです。

(3)レシーバは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて冷媒量を調整する。

不適切です。

エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて冷媒量を調整する。

(4)コンプレッサは、室内の熱を奪ったガス状冷媒を圧縮し、低温・高圧の液状冷媒にしている。

不適切です。

コンプレッサは、エバポレータで室内の熱を奪って気化したガス状冷媒を容易に液化させるため、圧縮することにより高温・高圧にして送り出すものである。

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