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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2015年10月 問題14
図に示すオルタネータ回路において、発電時(調圧電圧以下のとき)の作動に関する次の文章の(イ)~(ハ)に当てはまるものとして、下の組み合わせのうち、適切なものはどれか。
エンジンを始動し、オルタネータの回転が上昇すると、IC内の制御回路によりP端子の電圧を検出し、Tr1は間欠的なON・OFF動作から連続(イ)となり、十分な励磁電流が(ロ)に流れ、発電電圧が急速に上昇する。また、P端子電圧の上昇により、ICはTr2を(ハ)してチャージ・ランプを消灯させ、B端子電圧がバッテリ電圧を超えると、バッテリに充電電流が流れる。
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解説
選択肢(1)が適切です。
エンジン編・電気装置からの出題です。
エンジンを始動し、オルタネータの回転が上昇すると、IC内の制御回路によりP端子の電圧を検出し、Tr1は間欠的なON・OFF動作から連続(イ:ON)となり、十分な励磁電流が(ロ:ロータ・コイル)に流れ、発電電圧が急速に上昇する。また、P端子電圧の上昇により、ICはTr2を(ハ:OFF)してチャージ・ランプを消灯させ、B端子電圧がバッテリ電圧を超えると、バッテリに充電電流が流れる。
回転し始めると、相電圧PをICが監視していてTr1をONにして、ロータに電流を流しステータ・コイルに発電電圧が現れます。
チャージ・ランプは、充電しなければならないとき点灯します。
十分に発電し調整電圧(約14.5V)内でバッテリに充電を行っているためTr2をOFFにして、チャージ・ランプを消灯させています。