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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2019年03月 問題15

電子制御式燃料噴射装置のセンサに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

バキューム・センサの出力電圧は、インテーク・マニホールド圧力が高くなるほど大きくなる(増加する)特性がある。

ホール素子式のスロットル・ポジション・センサは、スロットル・バルブ開度の検出にホール効果を用いて行っている。

ジルコニア式O2センサのジルコニア素子は、高温で内外面の酸素濃度の差がないときに起電力が発生する性質がある。

空燃比センサの出力は、理論空燃比より小さい(濃い)と低くなり、大きい(薄い)と高くなる。


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解説

選択肢(3)が不適切です。

ジルコニア式O2センサのジルコニア素子は、高温で内外面の酸素濃度の差がないときに起電力が発生する性質がある。

正しくは、以下の通りです。

ジルコニア式O2センサのジルコニア素子は、高温で内外面の酸素濃度の差が大きいときに起電力が発生する性質がある。

(1)バキューム・センサの出力電圧は、インテーク・マニホールド圧力が高くなるほど大きくなる(増加する)特性がある。

この選択肢は、適切です。


【インテーク・マニホールド圧力と電圧の関係】

(2)ホール素子式のスロットル・ポジション・センサは、スロットル・バルブ開度の検出にホール効果を用いて行っている。

この選択肢も適切です。

バキュームセンサはピエゾ抵抗効果を利用、スロットル・ポジション・センサは、ホール効果を利用、共振型のノック・センサは圧電効果を利用しています。

(4)空燃比センサの出力は、理論空燃比より小さい(濃い)と低くなり、大きい(薄い)と高くなる。

この選択肢も適切です。

空燃比センサの出力は、空燃比が薄くなると高くなります。

2G 登録試験 2019年03月 問題15

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