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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2019年03月 問題08
吸排気装置の過給機に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(4)が不適切です。
(4)2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、ロータ1回転につき1回の吸入・吐出が行われる。
正しくは、以下の通りです。
2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、ロータ1回転につき4回の吸入・吐出が行われる。
(1)ターボ・チャージャの特徴として、小型軽量で取り付け位置の自由度は高いが、排気エネルギの小さい低速回転域からの立ち上がりに遅れが生じ易い。
この選択肢は適切です。
ターボ・チャージャのメリットとデメリットを述べています。
(2)ターボ・チャージャに用いられるコンプレッサ・ホイールの回転速度は、タービン・ホイールの回転速度と同回転である。
この選択肢も適切です。
(3)2葉ルーツ式のスーパ・チャージャでは、過給圧が規定値になると、過給圧の一部を吸入側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。
この選択肢も適切です。
エア・バイパス・バルブに関する問題です。
試験には出ませんが参考がてらに三種類のスーパ・チャージャを記載しておきます。
【ルーツブロワー Roots supercharger】
【リショルム型 Twin-screw supercharger】
【スクロール型 Centrifugal supercharger】