Menu

整備士ドットコム

Jidoshaseibishi.com

サイト内検索 help
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。
Advertisement

2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2019年03月 問題19

ホイール・アライメントに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

キャンバ・スラストは、キャンバ角が大きくなるに伴って増大する。

プラス・キャスタ・トレールは直進復元力を向上させ、ホイールの動きを不安定にする力を抑える作用がある。

旋回時に車体が傾斜した場合のキャンバ変化は、車軸懸架式ではほとんど変化しないが、独立懸架式では大きく変化する。

フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをマイナス・キャスタという。


Advertisement



解説

選択肢(4)が不適切です。

(4)フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをマイナス・キャスタという。

正しくは、以下の通りです。

フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをプラス・キャスタという。

日本語ではプラス・キャスタですが英語ではPositive Casterといいます。

(1)キャンバ・スラストは、キャンバ角が大きくなるに伴って増大する。

この選択肢は適切です。


【Lateral Force(横力)=Camber Thrust(キャンバ・スラスト)】

(2)プラス・キャスタ・トレールは直進復元力を向上させ、ホイールの動きを不安定にする力を抑える作用がある。

この選択肢も適切です。

(3)旋回時に車体が傾斜した場合のキャンバ変化は、車軸懸架式ではほとんど変化しないが、独立懸架式では大きく変化する。

この選択肢も適切です。

2G 登録試験 2019年03月 問題19

2G 登録試験 2017年13月 問題25

2G 登録試験 2016年03月 問題25

2G 登録試験 2014年10月 問題25

2G 登録試験 2013年10月 問題24

2G 登録試験 2013年03月 問題20

2G 登録試験 2012年10月 問題21

2G 登録試験 2011年06月 問題24

独立懸架式サスペンション

ホイール・アライメント(車軸懸架式)

キングピン傾斜角

キャスタ(caster)

キャンバ(camber)

トーイン(toe-in)

キャンバ・キャスタ・キングピン・ゲージ

前の問題  次の問題