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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2019年03月 問題29
ボデー及びフレームに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(2)が適切です。
(2)モノコック・ボデーは、1箇所に力が集中すると比較的簡単にひびが入ったり、割れてしまうなどの弱点がある。
(1)フレームの亀裂部分に電気溶接をする場合は、フレームの板厚、溶接電流の大小などに関係なく、溶接棒はできるだけ太いものを選ぶ必要がある。
この選択肢は、不適切です。
正しくは、以下の通りです。
フレームの亀裂部分に電気溶接をする場合は、フレームの板厚、溶接電流の大さなどを十分に考慮して適切な太さの溶接棒を選ぶ必要がある。
(3)ボデーの安全構造は、衝突時のエネルギを効率よく吸収し、客室を最大限に変形させることにより、衝突エネルギを軽減している。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
ボデーの安全構造は、衝突時のエネルギを効率よく吸収し、客室を最小限に変形させるように、衝突エネルギを軽減している。
ボデーは、前面衝突時において、乗員を守るため、客室より前方でできる限り衝突エネルギを吸収するように作られているます。
それでも、吸収しきれなかった衝突エネルギは、ボデー各部に分散させることで客室に加わる衝突エネルギを極力軽減しています。
(4)モノコック・ボデーは、フレームを用いたボデーと比較してサスペンションなどからの振動や騒音が伝わりにくいので、防音や防振に優れている。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
モノコック・ボデーは、フレームを用いたボデーと比較してサスペンションなどからの振動や騒音が伝わりやすいので、防音や防振のための工夫が必要である。