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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2019年03月 問題24

前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATの構成部品に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

スプラグ式のワンウェイ・クラッチは、インナ・レースとアウタ・レースとの間に設けたローラの働きによって、一定の回転方向にだけ動力が伝えられる。

バンド・ブレーキ機構は、ブレーキ・バンド、ディッシュ・プレートなどで構成されている。

ハイ・クラッチは、2種類のプレート(ドライブ・プレートとドリブン・プレート)が数枚交互に組み付けられており、ピストンに油圧が作用すると両プレートが密着するようになっている。

バンド・ブレーキ機構は、リバース・クラッチ・ドラムを介してフロント・インターナル・ギヤを固定する。


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解説

選択肢(3)が適切です。

(3)ハイ・クラッチは、2種類のプレート(ドライブ・プレートとドリブン・プレート)が数枚交互に組み付けられており、ピストンに油圧が作用すると両プレートが密着するようになっている。


【クラッチのイメージ】


【フォワードクラッチの一例】

(1)スプラグ式のワンウェイ・クラッチは、インナ・レースとアウタ・レースとの間に設けたローラの働きによって、一定の回転方向にだけ動力が伝えられる。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

スプラグ式のワンウェイ・クラッチは、インナ・レースとアウタ・レースとの間に設けたスプラグの働きによって、一定の回転方向にだけ動力が伝えられる。


【スプラグ式ワンウェイクラッチ】

(2)バンド・ブレーキ機構は、ブレーキ・バンド、ディッシュ・プレートなどで構成されている。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

バンド・ブレーキ機構は、ブレーキ・バンド、サーボ・ピストンなどで構成されている。

(4)バンド・ブレーキ機構は、リバース・クラッチ・ドラムを介してフロント・インターナル・ギヤを固定する

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

バンド・ブレーキ機構は、リバース・クラッチ・ドラムを介してフロント・サン・ギヤを固定する


【バンド・ブレーキ機構の一例】

2G 登録試験 2019年03月 問題24

2G 登録試験 2018年10月 問題18

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2G 登録試験 2015年10月 問題17

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